高校中退だけど医学部

高校中退から医学部にいる人の雑記

国公立出願校について思うところ

お久しぶりです。ちょっと色々あってブログ書けませんでした。今回はテイストを変えて、ちょっと出願校を決める話を書いてみようかなと。ただの自分語りです。

受験から数年が経って大学受験の記憶が薄れていく中でも、いまも鮮明に覚えているのは、やはりこの時期。もともとセンター試験なんて全然できなかった自分は、いつだって国立前期一発勝負だった。だから、どこに出願すべきかですごく悩んだわけだが、リサーチに並ぶのは毎年EとかD。良い年でC判定とか。さてどこに出すかと悩んで、最初の年(何年も受験をやっていました)は国立最底辺クラス(失礼だけど)の医学部に出した。もちろんE判定だったけど、面接やら何やらで結局二次試験は出来に出来て、あと数点ってところで落ちた。次の年はD判定で、また同じところを受けて、またあと数点だった。2回目は面接が低かった。その次の年はC判定の別の大学を受けた。二次筆記はめちゃくちゃ出来て合格点平均は超えたけど面接で一発退場。そろそろ萎えてきた。もう死のうかなとさえ思った。でもよくよく考えたら、ここで学生生活は送りたくないなって思ったりもしたんですよね。失礼なことだけど。
そんなこんなで医学部じゃない学部に入り、懲りずにまた次の年も医学部受験をした。センター試験は個人的には過去最高だったが、医学部受験生の平均には程遠く、良くてC判定といった感じだった。
で、この時期、大いに悩みました。落ちた大学は(国立医学部の中では)そこまでレベルの高いところではなかったのに、二次試験には自信のあった当時の自分は、落ちた大学より数段レベルの上がる大学ばかりを候補に挙げ偉そうに悩んだんですね。今考えてみると何やってるんだ現実見ろよって話なんですが、落ちたら仮面浪人続ければ良いと思って強気になっていました。そして結局その中で、一番住んでみたい地域にあって、ちょっと昔から良いなって思っていた大学を思い切って受けてみました。そしたら受かって今があるわけです。
いま出願を控えた大学受験生に言いたいのは、自分がどこに行きたいかだけで大いに悩んで欲しいということです。周りの人は君の受験に色々言うかもしれないし、浪人なんてせず早く大学受験を終えたい気持ちだってあるかもしれない。試験の難しさだとか、倍率だとか色々あるかもしれない。だけど、多くの人にとって大学は一度だけだし、自分の気持ちだけで決めてもいいんじゃないかな。自分がその大学に行ってみたいと何となくでも思った瞬間から、きっと縁はあるんだろうしね。