高校中退だけど医学部

高校中退から医学部にいる人の雑記

大学入学までにしておくと良いこと

お久しぶりです。

大学の合格発表が軒並み終わり、とりあえず一息ついて、そろそろ何か動き始めたいと思っている人もいるのではないでしょうか。

というわけで、大学入学するまでにやっておくとよいことを挙げていこうと思います。

 

参考書を処分する

まずやるべきことは、大学受験で使った参考書を処分して部屋のスペースを空けることです。大学生になるとなんだかんだで色々なものを買うことになると思うので、参考書・教科書 などは本当に思い入れがあるものや、塾講師や家庭教師バイトで使えそうなもの以外はさっさと処分してしまいましょう。もっとも、そのまま廃品回収に出してしまうのもアリですが、せっかくなので売ってちょっとしたお金を手に入れましょう。

自分が大学合格後に使った買取サイトはこちらです。買い取り実績が豊富で、送料無料で段ボールもタダでもらえます。

大学受験参考書・赤本、予備校テキスト買取サイト「学参プラザ」

また、少々面倒ですが、メルカリで売るとより高く売れるかもしれません。

クレジットカードを作る

大学生になって何をするにも必要になってくるのがクレジットカードだと思います。ただ、学校の生協などがやっているクレジットカードはポイント還元などがない場合がありあまりお得とは言えません。せっかくなので、ポイント還元が大きかったり、特典のあるクレジットカードを選びたいでしょう。高校生だと発行できないこともあると思うので、まずは大学入学前までに、ある程度のクレジットカードの情報を調べておくことをお勧めします。

英語の勉強は続けておく

なんだかんだでずっとついて回るのが英語です。結局、どの学部に行っても英語がある程度できると有利です。ただ、受験生みたいに机に座っていろいろやるのは気が乗らないでしょうから、スタディサプリEnglishがおすすめです。スマホで勉強できるのでスキマ時間が有効活用できますし、問題を解くだけでなく、講義動画もついており、すべてをスマホにまとめられるのは凄く楽です。実際、私も使用し始めていますが、無理なく少しずつ続けられるので、かなりおすすめです。有料にはなりますが、一日換算すると100円以下なのでコストパフォーマンスは良いと思います。無料体験もできるのでぜひ。

 

以上、あと数週間しか入学式までないと思いますが、この三つはやっておくと良いかなと思います。でもせっかく合格したので、まずは羽目を外しすぎないように遊ぶことが一番かもしれませんね。

LINE MOBILEを1年間使ってみた結果

こんにちは。受験ブログ以外ばかりだとネタがなくてなかなか書けないので、スマートフォンの話題でも。

私、今の大学に入ってから、ずっとシムフリースマホ+ドコモガラケーを使うようにしています。月々の運用額は大体2000円弱。大手三社だと8000円くらいは掛かっていたので、毎月6000円の節約になりました。年にすれば7万円なので、選べば海外旅行も行けてしまいます。何かと忙しくてバイトもあまりできない医学生には7万円の節約は大きいのではないでしょうか。

そんな考えでみおふぉんで格安スマホデビューし、非常に安定していて使いやすかったのですが、数年すると月3GBだと上限を圧迫し始めました。そのうちの殆どがSNSで使用されていることに気付いたので、LINE MOBILEに移行しようと思ったのがちょうど一年前くらいです。

そこで一年間使ってみたレビューをしてみたいと思います。

私が契約しているプラン

私が契約しているのは月額1110円のコミュニケーションフリープランのデータSIM版です。回線はドコモを使用しています。ちなみに使用している端末はこれ。

 

 

LINE MOBILEの良いところ 

LINEや主要SNSのデータ通信量がゼロ

なんといっても私がLINE MOBILEに乗り換えた最大の理由はこれです。LINE・TwitterFacebookInstagram・LINE MUSICはカウントフリー。しかも、通信制限がかかるようになっても、これらは速度低下しません。よく使うアプリがカウントフリーなので、今までWi-fiじゃないと観なかった動画を気にせず見れるのでストレスフリーです。しかも、オンオフは必要なく、速度低下もせず、テザリングで使用している端末もカウントフリー対象です。

余ったデータは翌月に繰り越せる

余ったデータは翌月に繰り越せます。でも、私の場合、SNS以外であまりギガを使わないので、結局毎月2GBくらい繰り越してしまいます。そういうわけで、上限に達することはほとんどなく、毎月ある程度快適なわけです。

月々の支払いでLINEポイントが貯まる

正直言って、微々たる額しかたまりませんが、たまーにスタンプが買えたりして、ちょっとお得感があったりします。

LINE ID検索が使える

格安スマホだと、ID検索は基本的に使えないのですが、LINE MOBILEは使えるのです!細かいポイントですが笑

実際使ってみて快適さはどうか

回線速度はまずまず

最も気になるところは回線の快適さですよね。

趣味柄、よく山奥やら辺鄙なところに行くのですが、他社回線だと圏外になるところでも、やはりドコモ回線というだけあっても電波は入ってきやすいです。ただ、地下になると、ほかのドコモ端末は電波を拾うのに、私のは拾わないなんてこともあります。これは端末の問題だとは思いますが…。

また、回線の速度ですが、慣れれば気にならない程度の速さです。Youtubeの中程度画質(480p程度)であれば、混雑する時間帯を除けば基本的にはみることができると思います。しかし、それを超えるような高画質で視たいというのであれば、厳しいと思います。。。

災害時にはどうか

実際に、この期間中にとある災害で少し被害を受けたことがあるのですが、その際も通信状態は他の大手キャリアと同程度でした。格安だから先に切り捨てられるということはないと発表されていましたが、身をもって経験して確かだと判断できました。

おわりに

悪いところを記していませんが、実際、不満な点がないのです。現状、コスパ最強のMVNOと言えると思っています。シムフリースマホにすることで、海外でも現地SIMを調達して安く通信が行えたり良いことばかりです。最近はハイエンドシムフリーも出ているので、現状の欠点は最新iPhoneを安く使えないことくらいでしょう。それさえ妥協できれば、安くて、意外に快適なシムフリーライフが待っているかもしれません。

 

遠方の大学へ受験する時のコツ

そろそろ出願校も決まり、自分の住んでいる地域から離れたところへ受験しに行かれる方も多いかと思います。安くすませることはもちろんですが、それ以上に本番で力を発揮できるように環境を整えることが最も重要です。もちろん予算にもよりますが、個人的に大切だと思うことを書いておきたいと思います。

ホテルは大学から離れているがアクセスがよく便利な立地で選ぶ

大学に必ずしも近くである必要はありません。というより、この時期だと、大学の目の前などはもう宿泊できないでしょう。そこで、大学まで電車やバスなどですぐ行けて、かつ何でも揃う繁華街近辺を取ることをおすすめします。繁華街でしたら何か困っても必要なものはすぐそろいますし、食べるものに困ることもありません。かつ、この時期だと観光シーズンでないためビジネス客ばかりで、料金も安く、比較的静かなホテルが多いです。大学近くなどのほかの受験生が多いホテルだと、いろいろと雑音が多いので気が散る人もいるかもしれません。

本番二日前に現地入りする

移動の翌日に試験がると疲れた状態で試験を受ける可能性があります。かといって、早く行き過ぎても、勉強できる環境がないかもしれない…なんてことがあるかもしれません。2日前に現地入りして、翌日はゆっくり休んで大学の下見、軽く勉強する程度のスケジュールを組むのがおすすめです。

自習室はあらかじめ下調べしておく

もし予備校などが受験校の近くにある場合、前日に使えるか確認しておくと良いでしょう。実際に使うかどうかを別として、ホテルで集中できなかったときの選択肢を作っておくのは当日の安心材料になります。

地域によっては可能ならレンタカーを借りる

もし付添いの方がいて、車の運転に慣れている方が居たら、レンタカーを借りるのもありだと思います。地方の医大はたいていの中心地から離れていて、アクセスが非常に悪く、バスに詰め込み乗せられて受験会場へ向かいます。正直、それだと受験前から疲れてしまいます。過保護かもしれませんが、もし可能なのであれば、レンタカーを借りて送り迎えをするとコンディションよく受験できるでしょう。もちろん、前日の下見だけは念入りに行ってください。

受験生ツアーでとるのがおすすめ

遠方受験で飛行機を使うなら、LCC(格安航空会社)は避ける方が無難です。特に冬の時期ですと、雪国への受験ならば多少高くてもJALANAを選びましょう。雪によるキャンセル率は実は航空会社によって結構変わるからです。

そして個人的には航空券とホテル別々にとるのではなく、航空券とホテル込のJALパック一択です。というのも、場合によっては往復航空券の料金より安く、ホテルと航空券を購入することができるのです。この時期ですと受験生応援キャンペーンもやっているので、より安心かと思います。

それでも結局は自分が良いと思うことをやる

色々と書いていますが、結局は自分が良いと思うことをやるのが一番です。最後の数日は、自分がやりたいようにやってストレスなく迎えるのが先決です。以上に挙げたようなことを参考になさってくれたらと思います。

国公立受験までに効果の上がる合格に恵まれない人への処方箋

勉強してなさそうなのに試験に受かる人、すごく努力してるようなのに試験に落ち続ける人、またその逆の人、いろんな人がいると思います。これは大学受験だけでなくて、大学に入ってからも話題になる話なのですが、入試トップクラスで合格したのに留年しまくる人がいたりと、大学入試と入学後はまた様相が違うので、今回は大学受験に絞りたいと思います。私自身何年も受験生活を送った人間なので、効率よく勉強してパッと受かってしまう人から、何十年浪人してるの?ってまで、周りにいろんな人を見てきました。

そもそも合格するための要件とは

話は簡単なのですが、結局合格点を超えること、この一点です。昨今では面接不正云々で、合格点があやふやになっていますが…。いずれにしても、大学のルールに従ってパフォーマンスを発揮できる人が合格するわけです。正直なところ、学力や頭の良し悪しは関係なくて、空気を読んで、要件に従えばいいのです。ということは、試験日までに要件を満たす努力をすればいいわけです。もし、努力でどうにも満たせない条件がありそうなら大人しく受験校を変えましょう。

試験の倍率は大体見せかけ

医学部受験は一見高倍率で合格は難しい世界に見えますが、先に示した合格条件を満たすような受験生なんて、偏見ですが全体の合格者の2倍程度しかいないと思います。何十倍の倍率があるような大学がありますが、合格要件を満たせるような努力ができる人なんてほんの一握りで少ないと思うのです…。

合格に向けて効率的な勉強とは何か

大学受験の試験内容などは箱庭のようなもので、出題できるところは限られているわけです。その箱庭を「①穴の無いように②適切に理解し③適度に深く覚え④本番でも出力できる」ことが求められるのですが、これら4つを程度に差があれ達成することが合格につながると考えています。模試などでそこそこ取れて、努力を重ねていても合格に恵まれない受験生は、①~③はある程度クリアできているけれども、④がりていない。逆に、効率的に合格していく(現役生など)は、④が強化されていて、①~③の見切りがうまいとも言えます。また、一つの分野を突き詰めて深くやる人がいますが、時間が有限である以上、①を満たせなくなってしまうパターンが殆どなので、これも不合格になってしまうことが多いでしょう。

合格に恵まれない人への処方箋

①~③についてはネット上にたくさん転がっている勉強法を参照されればいいと思います。問題は④をどうするか、ということです。多少の生まれ持ったものもあるとは思いますが、大学受験程度でしたら努力でカバー可能だと思います。国立大学入試まで時間が限られていますが、効果の上がる方法があります。

ミスノートを作ること

どういうものかというと、自分のミスの癖だけを書き出すノートを作るのです。自分のミスした内容と自分で考えたその対策を書くのです。例えば

・0と6を見間違えて計算ミスをした→0を書くときはゼロの頂点から書き始めるのではなく、底辺から書き始める(こうすれば手が滑っても6にはならない)

・qと9を見間違える→qのしっぽの部分を右に折り曲げて強調する

これを全科目で行います。間違えた問題や記憶していなかったことを書く必要はありません。過去問や問題集を解いたときにとにかく自分のケアレスミスだけを記していきます。すると、意外に同じミスが繰り返し起こっていることに気付くと思います。そこまでくればこちらのもの。あとはそのノートを繰り返し見て、自分のクセを意識して問題に臨みましょう。本番の直前に見るべきものは参考書やまとめノートではなく、実はこのノートの方かもしれませんよ。

国公立出願校について思うところ

お久しぶりです。ちょっと色々あってブログ書けませんでした。今回はテイストを変えて、ちょっと出願校を決める話を書いてみようかなと。ただの自分語りです。

受験から数年が経って大学受験の記憶が薄れていく中でも、いまも鮮明に覚えているのは、やはりこの時期。もともとセンター試験なんて全然できなかった自分は、いつだって国立前期一発勝負だった。だから、どこに出願すべきかですごく悩んだわけだが、リサーチに並ぶのは毎年EとかD。良い年でC判定とか。さてどこに出すかと悩んで、最初の年(何年も受験をやっていました)は国立最底辺クラス(失礼だけど)の医学部に出した。もちろんE判定だったけど、面接やら何やらで結局二次試験は出来に出来て、あと数点ってところで落ちた。次の年はD判定で、また同じところを受けて、またあと数点だった。2回目は面接が低かった。その次の年はC判定の別の大学を受けた。二次筆記はめちゃくちゃ出来て合格点平均は超えたけど面接で一発退場。そろそろ萎えてきた。もう死のうかなとさえ思った。でもよくよく考えたら、ここで学生生活は送りたくないなって思ったりもしたんですよね。失礼なことだけど。
そんなこんなで医学部じゃない学部に入り、懲りずにまた次の年も医学部受験をした。センター試験は個人的には過去最高だったが、医学部受験生の平均には程遠く、良くてC判定といった感じだった。
で、この時期、大いに悩みました。落ちた大学は(国立医学部の中では)そこまでレベルの高いところではなかったのに、二次試験には自信のあった当時の自分は、落ちた大学より数段レベルの上がる大学ばかりを候補に挙げ偉そうに悩んだんですね。今考えてみると何やってるんだ現実見ろよって話なんですが、落ちたら仮面浪人続ければ良いと思って強気になっていました。そして結局その中で、一番住んでみたい地域にあって、ちょっと昔から良いなって思っていた大学を思い切って受けてみました。そしたら受かって今があるわけです。
いま出願を控えた大学受験生に言いたいのは、自分がどこに行きたいかだけで大いに悩んで欲しいということです。周りの人は君の受験に色々言うかもしれないし、浪人なんてせず早く大学受験を終えたい気持ちだってあるかもしれない。試験の難しさだとか、倍率だとか色々あるかもしれない。だけど、多くの人にとって大学は一度だけだし、自分の気持ちだけで決めてもいいんじゃないかな。自分がその大学に行ってみたいと何となくでも思った瞬間から、きっと縁はあるんだろうしね。

仮面浪人のコツ

高校中退した人間にとって仮面浪人は推奨されるべきと以前の記事でも書きました。

chutai-igakubu.hatenablog.com

 一般的に仮面浪人で成功する人は少ないと言われますが、それは当然だと思います。だって普通に浪人している人より、勉強時間が取れないのだから。じゃあどうするかっていう話をしていこうと思います。

仮面浪人の方針は大きくわけて二通り

・なにがなんでも来年合格する

・卒業するまでにいつか受かればいいや

面接落ちを経験した私は、どうせ高校中退なんて受からんのだと実力もないのに思い込んでいたので、後者の考えで大学に通っていました。卒業するまでに受からなかったら適当なところに就職しようとさえ考えていました。馬鹿みたいに甘えた考えですが、受験を気楽に考えた結果、力が抜けたのか多少成績も伸びましたし、無事合格できたのです。

どんな人が仮面浪人するべきか

昨年度入試にあともうちょっと足りなかった人、運悪く苦手分野ばかり出て落ちてしまった人は仮面浪人でも大丈夫だと思います。逆に、D、E判定なのにこの大学を出たいからと言って、仮面浪人に走るのは危険です。大学生活・受験勉強どちらも中途半端になり、高確率で受験に失敗し、そういう人に限ってなぜか大学で孤立しがちです。

仮面浪人するなら私立文系

やはり仮面浪人に向かない学部はあります。まず無理だと考えるべきなのは医療系です。こいつらは忙しすぎます。仮面浪人なんて超人しかできないでしょう。よく医学部に受からないから歯学部行って再起を図るなどと言う人がいますが、正直やれて教養のときだけかなと思います。しかも、人数の少ないムラ社会ですから、仮面浪人なんてしようものなら一瞬でバレるんじゃないかな。

やはり仮面浪人するなら私立文系一択です。私の仮面先であった慶應経済なら数学英語で入れますし、入学後もモノすごく楽です。単位取得難易度も低いですし、そもそも取らなくてはいけない単位数も少ないです。しかも元々東大落ちが多いので仮面浪人に対する理解があります。バレてもあまり問題はありません。そもそも先にも書きましたが、早慶以上に合格できるくらいの学力がないのであれば、おとなしく浪人した方が吉です。

友達は作るべき

仮面浪人自体が成功率が極めて低く(私の通う医学部にも純粋に仮面浪人で入った人は殆ど聞きません)、失敗した時のリスクを考えれば、一緒に遊びに行けるくらいの友達は作るべきだと思います。サークルに入るのは流石にやめたほうが良いでしょうが、同じようにサークルに入らないで資格取得を目指している友達を作れば、お互いに勉強しつつ息抜きといういい関係が築けます。仲のよい友人には仮面浪人をカミングアウトしてもいいのではないかと思います。

一日どれくらい勉強できるか

 これは学部にもよるところが大きいとは思うのですが、平日4~5時間、休日8時間程度と思っておいた方が良いと思います。想像以上に大学の図書館で受験参考書を開くのは勇気が必要で、結局あまり集中できなかったので、予備校の自習室で勉強するようにしていました。大学では大学のこと、受験は別の場所で、と切り替えてやった方が結果的に捗ると思います。ここで身につけたテクニックは多分大学に入ってからも活きます。

選択科目の選び方

必修科目は必ず仮面浪人でも取りましょう。では選択科目はどうするか。私が選択科目を選ぶ基準は以下でした。

・本を読んだうえで書かせるような重いレポートがない

・レポートと出席だけで評価される

・テストはあっても茶番程度、受ければ受かる科目

いわゆる楽単と言われるものを中心にとっていました。慶應ならリシュルート、早稲田ならマイルストーンなど私立文系ならそういう雑誌は参考にしましょう。

学年末試験センター試験・私立入試が重なる問題

こればかりはしょうがないので、定期試験は合格できるくらいに勉強しておき、センター試験は普通より早めに対策スタートするという形を取るしかないでしょう。私の場合は、センター試験の前日の夕方にテスト、翌日の朝にテストだったので結構大変だった記憶があります。センター直前の追い込みはなかなかできないと考えた方が良いでしょう。必修でないのであれば、思い切って切ってしまうことも必要かもしれませんが、あまり推奨はしません…。

受験校は減らす

せっかく進級・卒業を前提に受験をするのですから、出来るだけ受験校は絞っても精神的にはきつくないはずです。私自身は、場慣れで慶医(記念受験のような感じで当然のように落ちましたが)、国立前期、産業医大で受験校を組んでいました。後期に産業医大を組み込んだのは、面接を実際に受けてみて面接落ちのリスクが低いと感じたからです。受験校を減らしたおかげで、過去問も十年分以上解けましたし、面接対策も余裕をもって行えました。受験校が増えればその分、勉強時間が減ると考えて、自分が本当に通いたいと思う大学だけを受けるべきです。

終わりに

これはあくまでも自分の体験談をもとに主張しているだけであって、これが正解とは限りません。私と全く逆の方針で受かった人もいるとは思います。あくまでも一つの考え方として、参考にしていただければと思います。質問があれば適宜記事の中で回答していきたいと思います。

自分の受験をふりかえって

かなり昔になるので記憶があいまいな部分もあるのですが、これから受験勉強をしようという人の参考になればと書き残しておきます。

予備校・塾

高卒認定合格後、受験勉強にあたっては主に代ゼミに通っていました。なんといっても自習室が良かった。良い講義は受けて、それ以外は自分で勉強を進めるという形でした。代ゼミの浪人コースは最初の2年間は居ましたが、結局それ以降は単科ゼミに切り替え、一コマだけとって自習室を使っていました。確か湯木先生の記述系の現代文でした。これのお陰で現代文が安定して、どんなに勉強しても出来るようにならなかった古文を補ってくれました。情報集めや仲間を見つけられるので予備校には入ったらいいんじゃないかなって思います。ただ、安さにつられて代ゼミにしたけど、河合にしとけばよかったなって後悔したり…。割と授業は受けっぱなし、復習は最低限ってタイプだったので自分に責任があるんですけどね…。

これに加えて、途中から単発で個別指導を受けていました。今思えばすごくお金がかかったんでしょうが、これがなかったら今の自分はないというくらいためになりました。分からないところを一緒に考えるというのを徹底的にやったおかげで、正しい方向で思考力が付いたのかなと思います。

受験勉強のスタイル

今思い返すと圧倒的に暗記しようという努力が足りていませんでした。当時の私は、やっていくうちに自然と覚えるだろ!といった感じで暗記から逃げてばかりいました。そういうわけで成績は緩やかにしか伸びず、特に古典や社会などの暗記科目で点数が安定しなかったんじゃないかなと思います。逆に、暗記するために理由付けしていたので、よく言う「多浪は途中で成績が頭打ちになる」という現象はあまり起こりませんでした。まあ元が低かったというのもありますが。

とにかく何をやるにも腰が重いので、とりあえず予備校や塾に行き、惰性でもいいから月~土は勉強するというのはやっていました。日曜日は模試か遊ぶようにしていました。科目別にやった内容は後々記していきますが、自分のやっていた勉強は非効率的でした。当時の自分にそこまでのやる気がなかったのが問題だったのですけれど。